北部生涯学習センターでは、12月2日に「クリスマスリースづくり」と題して、冬の素敵な玄関リースをつくる講座を行いました。
メインとなる花材は、近年人気の高級な造花「アーティフィシャルフラワー」です。
アーティフィシャルフラワーは生花を加工したドライフラワーやプリザーブドフラワーより耐久性に優れていて、色彩も鮮やかで退色しにくいため、屋外にも安心して飾っておけるリースをつくることができます。また、ワイヤーが仕込んであるため、花の角度や花びらの開き具合に至るまで思いどおりの調整が可能です。
今回、講師の先生が選んだメインのお花は「マグノリア」。品のある落ち着いた色合いが素朴なヒゲヅルリースの土台に馴染みつつも華やかに目を惹きます。
受講生の皆さんはベージュ、ピンク、レッドの3色のなかから好きな色を選び、合わせる小花の種類やリボンの柄を決めると、さっそくリースづくりに取り組みました。
まずは麻布を取り付けます。ふわりと大きく広げたり、他の飾りから少し覗く程度に抑えたり、飾る位置も様々で、この段階から個性があらわれていました。使う道具はハサミとワイヤー、グルーガン。初めは慣れない道具に講師の助けを借りていましたが、次第に慣れて、自分の思い描くデザインに向けて大胆に手を動かせるようになっていきました。
枝物を短く切って散らしたり、ツルを伸ばして巻きつけたり。松ぼっくりやお花の組み合わせ方も人それぞれで、どれもとても素敵な作品に仕上げられ、完成した後はお披露目会です。皆の作品を並べると可愛らしく彩られたものやシックにまとめられたものなど、個々の良さが際立つようでした。
『Merry Christmas』のオーナメントを外せば冬の間ずっと飾れるリースになりますと講師が説明すると、早くも「他の季節に飾るリースもつくってみたい」といった声もあがっていました。
いつでもお花の絶えない玄関ドア、想像するとわくわくしますね。北部生涯学習センターではこれからも、生活を華やかにするものづくりの講座を企画していきます。ぜひチェックしてみてください。(S.H)