葵生涯学習センターでは、1月20日(土)に3歳から6歳までの未就学児と保護者を対象として「つくって、あそぼう糸をつかった科学おもちゃ」を開催しました。
静岡科学館る・く・るの職員を講師として、「糸」に関する「おもちゃ」を工作する科学講座です。
糸についての話として、「わた」「かいこ」「ひつじのけ」などの写真を見て、それぞれから作られた糸のかたちを当てるクイズを行いました。
答え合わせの後、それぞれの素材の実物がみんなの手元に。特に「かいこ」は、配られた繭(まゆ)を切って中の蛹(さなぎ)を取り出しました。
綺麗な絹糸からは想像できない初めて見る蛹の姿にみんな不思議そうに観察していました。
工作は、まず、紙コップと様々な糸を使った「糸電話」を作りました。
「タコ糸」「テグス」「金属ワイヤー」の3種類を使った糸電話で、それぞれの聞こえ方の違いを体験しました。
ワイヤー糸電話では特にはっきり声が聞こえ、みんな嬉しそうに親子で話をしていました。
また、厚紙と糸でつくる「登るおもちゃ」を作って遊びました。
本体に「アルパカ」や科学館キャラクター「るくるん」が描かれたハガキ大の厚紙を使いました。
背面に2本のストローをハの字形に貼って糸を通し、左右に伸びた糸を交互に引っ張るとぐんぐん登っていくとても楽しいおもちゃで、みんな大喜びで遊んでいました。
工作を通して、参加した親子に楽しいひとときを過ごしてもらい、「科学」の楽しさにも触れてもらうことができました。