北部生涯学習センターでは、4月26日、梅ヶ島地域の活性化を目指して紅茶づくりを行っている「梅ヶ島くらぶ」代表の辻さんと杉山さんにお越しいただいて「梅ヶ島紅茶でティータイム」を実施しました。
昨年度までは冬に行っていましたが、今年度は気分一新、新茶の季節の開催です。
挨拶の後、さっそく辻さんが紅茶をいれはじめると、受講生はまわりに集まって、茶葉の量や蒸らし時間など、いれ方のコツを詳しく質問したり、ティーポットを覗いて茶葉の開き方を確認したりと熱心な様子。
紅茶好きの方々が集まったのだなあ、という印象でした。
この日、参加した受講生が味わった紅茶やお茶は、なんと合計5種類!
1杯目は茶葉でいれる基本のストレート・ティーに、梅ヶ島紅茶の茶葉を使ったクッキーを添えて。
2杯目はチャイのティーバッグと温めた牛乳で気軽に楽しめるスパイシーなミルク・チャイ。
3杯目はハーブも配合した梅ヶ島紅茶自慢の「チャイシロップ」でいれる優しい味わいのチャイ。
4杯目は初夏に爽やかな味わいの、炭酸水で割るほうじ茶のスパークリング・チャイ。
下の写真は、このスパークリング・チャイです。まるでビールのような見た目ですが、もちろんノンアルコール。
……辻さん曰く、ブランデーをちょっぴり落とすと大人の味わいになってオススメだそうですが、今回の講座では省略いたしました。
5杯目には抹茶シロップの炭酸割もふるまわれ、受講生には、いれ方も種類も様々な梅ヶ島の紅茶やお茶を堪能してもらうことができました。
さらに、もうひとつ。
チャイシロップの飲む以外の楽しみ方として、最後はバニラアイスにかけたものを試食していただきました。
ほかにも、トーストやビスケット、クリームチーズに合わせるのも美味しいのだとか。
辻さん、杉山さんを囲んで、無農薬でつくられている梅ヶ島の紅茶の製法について話を聞いたり、チャイシロップの誕生秘話やおしゃれな茶葉の名前の裏話を教えてもらったり、受講生同士も紅茶談義に花が咲いたりと、終始なごやかな雰囲気で会話の絶えない、素敵な時間となりました。
北部生涯学習センターでは、静岡市文化振興財団30周年記念事業「しずおか産直!おいしいものパネル展」の一環で、9月に紅茶をテーマにした展示を行う予定です。
今回の講座風景や、梅ヶ島紅茶にかける辻さんたちの想いなどが見られるこちらのイベントにも、ぜひ、足を運んでみてください。(S.H)