駿河生涯学習センターでは、その季節に手に入る天然素材を使用して、自分にも、自然にも優しいものづくりを体験する講座「暮らしを楽しむ季節の手しごと〜春夏〜」を開催しています。
6月に実施した第3回では、ミツバチの巣を利用して作られた蜜ろうを使って、キャンドルを作成しました。
日本では昔から「和ロウソク」と呼ばれるろうそくが普及していましたが、材料にハゼの実を中心とした植物を利用しているのに比べ、欧米では蜜ろうを利用したキャンドルが多かったという話や、現在は石油などから作られるパラフィンを使用したものが大多数という講師の話を、受講者はメモを取りながら聞いていました。
今回作成したキャンドルはシート状になっている蜜ろうをクルクル巻いて、円錐状に仕上げます。完成後、余った蜜ろうシートを使用して各自装飾に取組みました。60℃位で溶ける性質を持つため、ドライヤーで温めたり、型抜きをしたりと、皆さん楽しそうに作業していました。
9月からは秋冬編が始まります。正月飾りなどを作成予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください!
(S.M)