北部生涯学習センター美和分館では、4月から「みのり大学 美和学級」が始まりました。みのり大学は静岡市内在住の60歳以上の方を対象にした年間講座で、葵区、駿河区の生涯学習施設で16学級を開設しています。美和学級はその学級の一つで、今年度は一年間で全18回の講座を行います。
7月3日(水)に、第4回の講座「地域包括支援センターを活用しよう」を開催しました。地域包括支援センターでは、医療や福祉の専門職員が介護予防や介護支援などの高齢者に向けた総合的な相談を受け付けていてることや地域の医療や福祉施設などと連携していること、さらには人権擁護や専門家による相談、支援などが受けられるということを学びました。また、実際に、静岡市で介護予防・日常生活支援総合事業に使われている基本チェックリストに記入して、自身の健康状態が把握できているかや日常生活動作が低下していないかのセルフチェックを体験しました。
学級生からは「栄養不足だとわかり、もっと食べないといけない」、「自分のできること・できなくなってきていることがわかったので、生活で意識していきたい」など、改めて健康を意識したとの声や「身近な地域包括支援センターを知ることができたので利用してみたい。」などの声が多数ありました。
「みのり大学 美和学級」では、引き続き、教養、健康、郷土などの様々な学びのテーマで講座を実施していきます。冬には「みのり大学 美和学級」の講座を体験できる公開講座を開催する予定です。くわしくは、順次ホームページなどに掲載していきますので、ぜひご覧ください。(N.I)