こんにちは。長田生涯学習センターです。
長田生涯学習センターでは8月6日(火)に「左官職人に学ぶ 光る泥だんごづくり」を実施しました。
毎年人気のこの講座、今回も定員を超える応募がありました。
講座は、左官とはどういう仕事なのかという話から始まり、職人が道具を使って手作業で壁を綺麗に仕上げることなどを学びました。漆喰を使用した建物の例として駿府城公園の巽櫓や浅間神社の写真を講師が見せると、あちこちの席で「見たことある!」「行ったことある!」という声があがりました。
左官のお仕事・漆喰の話を聞いたのちに、講師の指導のもと、泥だんごの制作にとりかかりました。まずはあらかじめ用意されていた泥だんごへ白い漆喰を塗っていきます。講師の手元を受講者はみな食い入るように見つめ、そののち、漆喰と泥だんごの感触をそれぞれ指で確かめながら均等に塗っていきました。半分塗って均一に瓶のふちでのばし、乾いたらもう半分を塗るという作業を繰り返し、おおむね白い漆喰が均等に塗り重ねられ乾いたところで色が付いた漆喰を塗っていきました。今年は赤・青・緑・黄の4色です。色の漆喰を薄くまんべんなく塗った後、仕上げに小さな瓶の口部分を泥だんごの表面に当てて擦って磨きます。根気強く磨いていると、徐々に泥だんごは磨くたびにキュッという音が鳴り始め、ピカピカになっていきます。参加者は一生懸命手の疲れとたたかい、音を鳴らしながらピカピカの泥だんごを完成させました。
長田生涯学習センターでは、子どもから大人まで楽しく学べる様々な講座を実施しています。今後ともぜひ長田生涯学習センターのホームページをご覧くださいね。(J.S)