藁科生涯学習センターでは、8月6日に静岡市服織児童館と共催で「藁科おはなし広場〜戦争のおはなし〜」を開催しました。静岡平和資料センターの団体見学部のスタッフの方を講師にお招きし、講座当日は「広島原爆の日」でしたので、アニメ「つるにのって」の上映と79年前の静岡空襲で服織地区が受けた被害、人々の様子についてお話していただきました。
「つるにのって」のあらすじは、小学6年生の元気な少女とも子が夏休みのある日、広島の原爆資料館を訪れます。とも子は、平和公園で不思議な少女サダコと出会い、サダコはピカドンや戦争の犠牲になる子どもたちが世界中からなくなるように祈って平和公園に立っているのと言います。それを聞いたとも子はサダコと一緒につるにのって世界中を回り、お話が終わります。このアニメは、未来の大人たちに、核兵器や放射能の恐ろしさと、平和づくりへ自ら参加することの大切さを訴えたものです。
講座終了後のアンケートでは、「戦争はこわかったけど昔の大事なことが知れたのでよかったです。」「原爆が投下された場所に行ってみたい。」などの感想が寄せられ、戦争の悲惨さや平和の大切さに対する意識を高める機会を提供することができました。 (H.H)