今年の夏は南海トラフ地震の緊急注意情報や、度重なる大雨など、
自然災害の話題には事欠きませんでしたね。
北部生涯学習センター美和分館では、そんな災害に対応できる人を育てるため、
「地域防災人材育成講座」を実施しています。
2回目となる今回は、災害で資材が不足しているときにも
温かい食事を作ることができる「パッククッキング」を体験しました。
パッククッキングは食材をポリ袋に入れて湯煎で調理する手法で、
湯煎に使うお湯は使いまわせるので水を節約できる、
鍋が汚れないので洗い物を減らせる、など様々なメリットがあります。
今回はご飯とカレー、オムレツの調理を体験しました。
講師の説明を聞きながら、食材をポリ袋に入れてお湯に浸け、
レシピに応じて15〜30分程度で引き揚げれば完成です。
参加されたみなさんは「普段料理しないけど、これならできそう」
「簡単なのに美味しいカレーができて驚いた」と、感心しているようでした。
また「一人分の料理のために鍋を汚すのはもったいないけど、この方法ならいいかも」
と普段使いを考える方もいらっしゃいました。
災害はいつやってくるかわかりません。
いざというときに活かせるよう、様々な知識を身に付けて備えておきたいですね。
(M.S)