東部生涯学習センターでは、10月19日(土)に谷津山再生協議会と共催して「谷津山自然体験 竹のタンブラーを作る」を開催しました。
谷津山は市街地にある貴重な里山ですが、放棄された竹林が問題になっています。谷津山再生協議会の皆さんは、谷津山を有益な自然環境とするために、竹林の伐採、整備、環境学習支援、植生の調査・研究を行っています。
今回の講座では、谷津山の麓で放置竹林の竹を使ってタンブラー作りを行いました。
最初に使い切りのタンブラーを作りました。のこぎりで使いやすい長さに切り、煮沸・洗浄した後、水を入れて飲んでみると竹の風味を味わうことができました。次に家庭で長く使うためのタンブラーを作りました。あらかじめ切って煮沸・乾燥させた竹の表面を紙やすりで削り、シールを貼ったりアクリル絵の具で模様を付けたりした後、漆を塗って完成させました。本物の紅葉にアクリル絵の具を塗って形を写した模様など、自然を感じる作品に仕上がりました。参加者の皆さんは、講師からのこぎりの使い方や表面を削るコツなどのアドバイスを受けながら、熱中して制作していました。自然素材ならではの色の変化を楽しみながら、ご家庭で使っていただけたら嬉しいです。
東部生涯学習センターでは、他にも自然環境に関する講座を開催しています。詳しくはHPの講座情報をご確認ください。(R.T.)