西奈生涯学習センターでは、11月22日(金)に「終活講座〜私らしい老い支度」を実施しました。
この講座は、どうしたら自分らしさを失わずにいざとなった時のための参考にするため、相続や税金対策、自分の望む「終活」について、(一社)終活カウンセラー協会認定終活講師、エンディングノート書き方講師、人権擁護委員(法務省)の望月和義氏を招いてお話をしていただきました。「終活って何?」人生の終焉を考え自分を見つめ、今を自分らしく生きることと説明を受け、遺品で残されて困るもの、相続とは、相続の開始の原因である、「死亡」と相続に関する控除についての申告の仕方、「相続の手続きから法定相続人の範囲」「相続トラブルを起こさないための説明」を中心に講座は進行していきました。
その中でも「相続において遺書の重要性」と「遺産の分配の仕方」や「贈与税」についてなど最近の法改正を含めて「遺産」についての説明を中心にスライドを通じて学びました。 参加者からの質問で多かったのは、「相続」の手続きについてでした。2019年に「遺留分侵害賠償請求権」や、2024年に施行した「相続登記の義務化」について具体例に基づく説明に質問が集中しました。最後に最近のお葬式事情にも触れ、参加者からは「お葬式は説明だけでなく、資料もあればよかった」との声もありました。
「相続の資料が多く良かった」「これから楽しい老後が送れそうです」「知らない事も幅広く知ることできてよかった」「必ず起こる相続の話なのでとても良かったです」等参加者の声も聞かれライフプランの立て方の参考になれば幸いです。 (K.I)