長田生涯学習センターでは5月12日(水)〜12月8日(水)まで、毎月第2水曜日 午後1時30分〜午後3時30分まで「小池正胤の十返舎一九」(全8回)を開催しています。
十返舎一九は、静岡市両替町で駿府町奉行の同心の子として生れました。本名は重田貞一、通称は与七。職業ははじめから作家だったのではなく、奉行所に勤めたり材木商家に婿入りして離縁されたりと紆余曲折をへたのち江戸に出て蔦屋という地本屋の食客となり、貧乏ながらも作家としての生活を始めました。
『東海道中膝栗毛』で一躍売れっこになり、生活も豊かに。生涯での作品数は500点を超える多作家で、ついには日本最初の職業作家となりました。
そんな十返舎一九の人となりや作品の数々を、全8回にわたって学んでいます。