葵生涯学習センター(アイセル21)では、7月9日から3週連続で映画と音楽にまつわる講演会「映画×音楽」を開催しました。
1950年代に日本人に親しまれた懐かしの映画音楽の代表作を特集した第1回。
無声映画における台詞や解説を入れる活動弁士、映像に合わせて即興で音楽をつける楽士の役割を知った第2回。
1960年代以降、映画音楽をロックミュージシャンが手がけるようになり、総合芸術である映画に新たな手法が定着した瞬間の“映画とロックの出会い”を追体験した第3回。
毎回テーマと講師を替えて、映画の作り方や音楽の効果等について様々な角度から検証しました。
映画や音楽は私たちの生活に溶け込んでいる身近な文化ですが、その仕組みを学び視点を変えることで、これまでと違う鑑賞の仕方や魅力に気づくことができました。
講師の映画と音楽に対する情熱のこもった語りも好評で、在りし日に鑑賞した経験のある方には懐かしく、初めて見る方には新鮮で興味深い時間を過ごしていただきました。