北部生涯学習センターでは9月2日「手漉き和紙でランプ作り」の第1回目を開催しました。
第1回目は、安倍川河口から20キロ上流に上った「郷島」という地域にある、郷島冷泉手漉和紙工房「薬師庵」にて紙漉きを行いました。
郷島は昔から安倍川水系では最も多い和紙の産出地として知られています。
澄んだ空気と美しい自然に恵まれた地で、和紙作りを楽しみながらゆったりとした1日を過ごしていただきました。
今回の紙漉きは、ケタで原液をすくい、前後左右に動かして繊維同士を絡ませながら漉く「流し漉き」と、網戸を使った「溜め漉き」に挑戦しました。
「溜め漉き」は漉いた和紙の上にヨモギや染色したコウゾ(和紙の原料)などの植物や、薄いものを置くことができるため、参加者は持参したもみじや糸、レースなどを使いオリジナリティ溢れる作品を完成させていました。
次回は完成させた和紙でランプシェードを作ります。どのような作品が出来上がるか楽しみです。