大里生涯学習センターでは、5月から月に1回、「グリーンカーテンを作ろう」講座を開催してきました。8月のお休みを経て最終回の今月は、これまでのおさらいと収穫後に行う土の再生作業について学びました。
グリーンカーテンはアサガオやゴーヤなどのツル植物で作る自然のカーテンです。光を遮り、部屋の温度上昇を和らげる効果があるとして、地球温暖化対策のひとつとして注目されています。
5月。夏に向けて一人2株、ゴーヤの苗を植えました。センターに今後の観察用のプランターを残し、あとは各自で持ち帰り、自宅でのカーテン作りに役立てました。
6月。今年はなかなか気温が上がらず、センターのプランターも、受講生のみなさんが持ち帰ったプランターも成育があまり良くないようでした。
7月。急激に気温が上がり、見違えるように成長したプランターを観察しながら、地球環境問題やエコについて学びました。みなさんが持ち帰ったプランターも、カーテンとして立派に役立ち、またゴーヤの収穫も始まってきたようでした。
そして9月。収穫したゴーヤをどのようにして食べたか等も楽しく話し合いながら、全4回の講座終了をしました。
とにかく今年は気温が上がるまでが長く、上がってからは連日の猛暑日という天候不順で、みなさんも初めてのグリーンカーテン作りに苦戦したようです。しかしこの天候不順も、元はといえば人間活動が引き起こした結果であることも本講座で学んでいきました。
来年はみなさんもおうちでグリーンカーテンを作って、エコな夏を過ごしてみてはいかがでしょうか?