葵生涯学習センター(アイセル21)では、9月11日に静岡市追手町消防署の指導のもと「普通救命講習T」を開催しました。静岡市内の公共施設におけるAED普及率が高まっている昨今、日常的に救命知識の必要性を感じている方が多く、定員を超える申し込みをいただいての実施となりました。
啓発DVDを鑑賞したあと3チームに分かれておこなった実習では、ダミー人形を使って心肺蘇生法とAED取り扱い方法を学びました。心臓マッサージの実技は映像で見るより難しく、
「力の入れ方が分からない。」
「息がうまく吹き込めない…。」
と苦戦していましたが、同じチームになった受講者同士で
「この体勢の方が上手にできますよ。」
「もっと鼻をしっかり押さえると良いと思います。」
等のアドバイスをし合い、一丸となって真剣に取り組む姿が見られました。
また、指導者による体験談を交えた分かりやすい説明が好評で、受講者から「良い内容だった。もっと多くの人にAEDの使い方を知っていってもらいたい。」と感想をいただきました。全員が救命に関する知識と緊急時のとっさの対応を身につけることができ、非常に意義のある講習会となりました。