10月3日(日)、長田生涯学習センターでは「はじめて登る秋の里山」講座を開催しました。
今回のコースは、用宗駅をスタートし、石部から花沢山(焼津市境)に登り小坂に下り再度用宗駅に戻り解散です。 数日前から雨が心配されたましたが、天候にも恵まれ登山中は22℃と心地いい気温となり、静岡県ワンダーフォーゲル会のメンバー2人と参加者総勢27名で秋の里山を登ることが出来ました。
静岡県ワンダーフォーゲル会は昭和35年に発足し、今年で50周年を迎え「登山やハイキングを通じて健康、体力づくりおよび人と人との連帯」を目標とする歴史のある団体です。
登山のことなら何でも詳しい講師をお招きし、山でのマナーや心得、山の接し方・楽しみ方を教えてもらいながらの講座となり、初心者も安心して登山することができました。
また、山頂ではお昼休憩の後にオカリナの伴奏で懐かしい愛唱歌とやまの歌を歌い、参加者同士も徐々に交流し、連帯感が生まれ一人では絶対に得ることの出来ない楽しみを共感しました。
花沢山は静岡市の西の外れに位置し、大崩海岸を足元に置く標高449メートルの山で、航空灯台の跡を見ることができたり万葉の道に通じたりと歴史も感じることができる里山です。
静岡市には、花沢山のような里山がいくつかあり、市街地から電車やバスで30分もかからないという地の利があり気軽に誰でも自然を堪能できます。また、自然の山野草や樹木、鳥のさえずりを聞きながら季節の訪れを感じることも里山を登る醍醐味です。
今後も長田生涯学習センターでは緑豊かな自然と地域性を活かした事業を開催していく予定です。