藁科生涯学習センターでは、3月6日に藁科にまつわる話を中心としたおはなし会、「藁科おはなしの時間」を開催しました。
「おはなしの会たんぽぽ」と「わらしなわたげの会」のメンバーが、藁科地区に昔から伝わる民話や地名の由来、地元の方が創った童話、服織にゆかりのある作家「中勘助」の詩・・・等、語り継いでいきたいおはなしを紹介しました。「ふるさと」を一緒に歌ったり、手遊びを入れるなど、よりおはなしに集中できるような工夫があり、和やかな雰囲気の中で講座が進んでいきました。
受講生は、「紙芝居」や「語り」、「朗読」など話し方のスタイルが違うことに加え、メンバー各々の個性的な語り口により、おはなしの世界に引き込まれている様子でした。藁科地区在住の受講生からは、子どもの頃に聞いた民話を改めて聞くことができて懐かしく思った、との感想をいただきました。
藁科地区には、こんなにも面白く興味深いおはなしが残っているのだということを知ってもらう良い機会となりました。 (M.M)