西奈生涯学習センターでは、5月12日、19日、26日の3日間をかけて、
主催講座「土のかたち〜鑑賞と制作〜」を実施しました。
この講座は第一回目に、静岡市美術館で開催中の話題の展覧会
「ハンス・コパー展 20世紀陶芸の革新」へ出かけました。
受講者のみなさんは学芸員の解説を聞きながら、熱心にメモを取ったりして
興味深そうに作品を鑑賞していました。
第二回目から制作に取り掛かりました。
コパー同様、作成した部品を接着して形を作るため、
講師の用意した石膏型を使って球形の本体を、手ろくろを使って部品を作りました。
型を使って半球を作ると、思った以上になめらかな球形ができあがり、
出来栄えに皆さん満足そうでした。
第三回目は、作った部品を接着して化粧がけをします。
前回までに出来た部品を、本体に沿うように削ったり足したりしながら
合わせていきます。
イメージ通りの形を追求する人や、途中のひらめきで形を変える人など
みなさんそれぞれ独創的な形に出来上がりました。
受講者さんの作品は、講師が自身の窯で焼いてきてくれることになっています。
焼き上がりは来月8日。
出来上がりが楽しみな、充実した講座でした。 (K.S)