葵生涯学習センター(アイセル21)では、アイセル21で活動するヒノキの会、木と語ろう会との共催で、8月13日(土)・20日(土)・27日(土)に小学4〜6年生を対象に「間伐材でブックスタンドを作ろう(全3回)」を開催しました。
この講座は、子どもたちにものづくり体験の機会を提供するとともに、間伐材を利用することで、資源の有効活用や森林管理についての関心を高めることを狙いとして実施しました。
1回目は、子どもたちがヒノキの間伐材に好きな絵を描き、電動糸のこぎりを使って好みの形にくりぬきました。初めて電動糸のこぎりを使う子も多く、怖がりながらの作業でしたが、講師や共催相手の手ほどきを受けながら思い思いの形にくりぬくことができました。
2回目は、前回くり抜いたヒノキの間伐材の表面を紙やすりで磨き、ブックスタンドの形に組み立てました。形になっていくブックスタンドを見て、子ども達は出来上がるのが待ち遠しい様子でした。
3回目は、引き続き表面を紙やすりで磨き、なめらかな面に仕上げました。出来上がった自分だけのブックスタンドに、とても感動した様子でした。
講座では、制作作業のほか、森林に関する紙芝居を行い、森林環境に関心を抱く機会提供も図りました。
子ども達が作成したブックスタンドは、9月4日(日)正午までアイセル21の2階ギャラリーにて展示してします。是非ご覧ください。(Y.I)