西奈生涯学習センターでは8月6日に「平和を歌う 伝えたい戦争のおはなし」を開催しました。
フォークグループ・クリープによる歌と紙芝居で戦争と平和の大切さを学ぶコンサートです。
まずは童謡や学校で習う歌など子どもが楽しめる曲を多く演奏し、
戦争というテーマに緊張していた受講者の気持ちをほぐしました。
次に児童館職員が戦争の絵本を朗読し、
クリープが戦争についてのオリジナル曲と紙芝居を披露してくれました。
戦争の悲しいお話を素敵なメロディーと紙芝居でわかりやすく伝えていて、
受講者は真剣な表情で聴き入っていました。
それから平和を願う曲が演奏されました。
一度は聴いたことがある曲が多く、大人から子どもまで一緒に口ずさむ姿が見られ、
一体感のあるコンサートとなりました。
8月6日、原爆の日に開催したこともあり、
受講者からは「戦争を知らない私にとってこの時期に考える機会としてよかった」という感想や
「朗読や歌に感動した。もっと多くの人に聞いてもらいたかった」というお声を頂きました。
戦争というテーマを汲みながらも、親しみやすく、心に響く講座となりました。
(Y・A)