長田生涯学習センターは10月1日と8日の土曜午後に「テーブル茶道で気軽にお抹茶」を全2回で実施し、日本の伝統文化の茶道を体験しました。
長田生涯学習センター利用団体「茶道同好会」会員の協力を得て、同会講師の表千家茶道講師の荻須宗念(おぎすそうねん)さんから茶の湯と礼儀作法を教わりました。
正座のつらい方も参加しやすいように、和室にテーブルと椅子を並べ、椅子に座りながらの茶道体験です。茶道の世界ではこのテーブル茶道は「立礼(りゅうれい)式」と呼ばれます。
初回は、会員が点てたお茶をいただき、次に会員に教わりながら自分で茶筅(ちゃせん)を使いお茶を点てました。最後に隣り合った方のためにお茶を点て相互にいただくことで一期一会の出会いを感じました。
二回目は、今回体験した立礼式と畳上でのお茶の点て方(入れ方)の違いについて学んだ後、実際に立礼式で茶を点てました。
部屋にしつらえた花や軸の説明もあり、受講者からは
「日常のあわただしさを忘れ、ほっと一息つくことができた」
との感想をいただきました。
長田生涯学習センターでは、今後も利用団体様との協働活動を通じ、市民の皆様の生涯学習をサポートいたします。
(M.S)