西奈生涯学習センターでは9月14日から「水彩で描く秋の西奈」を実施しています。
水彩画の基本的な技法を紹介し、初心者でも素敵な一枚が描けるようになる講座です。
初回はまだまだ暑さの残る9月中旬であったため、“秋の西奈”を感じるには少し早いかなと思われましたが、施設近くの「弁天池」に出てみれば、色づき始めた木々が見受けられ、少しだけですが秋の気配を感じることができました。
それぞれが風景を写し取っていく中で、筆を進めることをためらっている受講者がいました。
聞けば「絵を描くのが中学校以来なので・・・」とのこと。
気づいた講師が「まずは自分の好きなようにのびのびと描いてみましょう」とアドバイスを送ります。
すると次第に筆の運びがスムーズになり、気がつけばスケッチブックいっぱいに、素敵な“秋の西奈”を描いていました。
講座の終わりには講評会を開き、受講者同士で作品を見せ合います。
見せることをためらっていた受講者も、講師から作品を褒められることで、次への意欲が沸いてきているようでした。
最終回の10月28日は「長尾川」をテーマに描きます。どんな作品に仕上がるのか楽しみです。(T.I)