北部生涯学習センターでは11月8日(火)に「有東木で深呼吸」を開催しました。
三方を山に囲まれ、清流が流れる有東木は、山葵(ワサビ)栽培発祥の地として知られています。この地区の農林産物加工販売所「うつろぎ」を会場に、ワサビ漬け作り、蕎麦打ち体験を行いました。
受講者は少人数グループに分かれ、協力しながら作業を進めていき、打ちたての蕎麦と手作りのワサビ漬けを昼食においしくいただきました。「太さはバラバラだけど、やっぱり自分で打った蕎麦はおいしい」、「簡単だけど、なかなか作る機会のないワサビ漬けを作れてよかった」などの感想が聞こえてきました。
午後は有東木地区を散策しました。有東木在住の講師から集落の成り立ちや現状について、お話がありました。その後、「山葵栽培発祥の田」で山葵栽培の歴史について、東雲寺では国指定重要無形民俗文化財の盆踊りについて、白髭神社では樹齢約750年の大杉や毎年恒例の祭についての説明を受けながら、自然に恵まれたこの地区の魅力を堪能しました。
有東木はこれから紅葉シーズンの本番を迎えます。
是非一度お出かけになってはいかがでしょうか。(A.I)