人形のボディー(本体)に、ちりめんを押し込んでいく作業が、初心者の方には難しく、「辰」のモチーフ自体が細かい部分もあるため、受講生は慎重に木目込みのへらを動かしていました。
しかし、講師の丁寧な指導もあり、一度コツを覚えてしまうと受講生のへらの動きもスムーズになりました。
ちりめんを本体に貼り終えたら、一番最後に「目」と「ひげ」をつけます。特に「目」は、人形の命を吹き込む部分でもあり、人形の個性を決定づける部分でもあります。
同じ人形でも、作る人によって個性がそれぞれあり、どれも愛嬌のある可愛らしい作品ができあがりました。
全2回という短い時間ではありましたが、日本の文化を再確認する良い機会となりました。
(M.S)