葵生涯学習センター(アイセル21)では、9月16日(日)と23日(日) に、小学生とその保護者を対象として、静岡市美術館との連携事業「フィンランドの魅力〜ヒンメリ作り体験」を行いました。
16日は、静岡市美術館の展覧会「フィンランドのくらしとデザイン―ムーミンが住む森の生活」を観賞しました。フィンランドに伝わる神話を描いた絵画や、長い冬でも明るく過ごせる鮮やかな服など、日頃あまり馴染みのないフィンランド文化に触れることができました。
23日は、葵生涯学習センターのアトリエで、フィンランドの伝統装飾であるヒンメリを作りました。ヒンメリは、麦わらに紐を通して作る正八面体を基本とした、モビール(風で動くように軽い素材で作った吊るし飾り)の一種です。造形作家のおおくぼともこさんに、ヒンメリの由来と作り方を教えて頂きました。初めのうちは保護者が子どもの手を取って作っていましたが、段々と一人でできるようになっていました。それぞれ、大きさの違う正八面体を何個も作って組み合わせ、綺麗なヒンメリを作ることができて、とても満足そうでした。
(H・W)