大里生涯学習センターで、10月10日から実施した「版画で年賀状〜広重からヒントを」(全5回)が11月7日で終了しました。
講座名の通り、木版画で年賀状を制作する講座で、第2回目には由比の東海道広重美術館へ展覧会鑑賞に行きました。
展覧会鑑賞では、学芸員の解説と講師による見方のポイント説明を聞きながら広重の作品に触れ、色の組み合わせやデザインのヒントを得ることができました。また、美術館周辺を散策し、東海道の古き良き町並みを体感することもできました。
版画制作は色ごとに版木を彫って色を重ねる方法であり、はじめの下絵から位置がずれないように慎重に取り掛かっている様子が見られました。版木に下絵を描いた後は、彫り、摺りの順で工程を進めていき、作品を仕上げました。「彫り」より「摺り」の方が難しいという感想が多く、最後の工程まで集中した作業が続きました。
12月4日(火)まで、大里生涯学習センター2階展示ロビーにて作品展を開催中です。受講者それぞれの思いが詰まった魅力ある作品が揃っています。ぜひ、ご覧下さい。
(M.M)