藁科生涯学習センターでは、6/9(土)〜12/1(土)まで
「大豆栽培から始めるこだわり味噌づくり」(全7回)を実施しました。
講座タイトルの通り、初夏に大豆の種まきをおこない、秋に収穫し、
実った大豆を味噌に仕込みます。
夏の暑い畑作業を経験し、いよいよ秋に大豆が実ることを楽しみにしておりましたが、
9月の下旬、台風の前日にイノシシによる獣害にあってしまいました。
イノシシはきれいに実だけを食べたようで、地面には一度口に含んだと
思われる大豆のさやが沢山落ちていました。
その後も、何度かイノシシやカモシカによる獣害が重なり、今年はとうとう収穫量ゼロでした。
仕方なく、栽培した大豆ではなく購入した大豆を味噌に仕込む方法を学習し、
全7回の講座を終えました。
獣害による被害は非常に残念ではありましたが、参加した受講者からは、
「農には、自然災害や天候、獣害など予期せぬことは多くある。」
と自然と向き合うよい機会となったと前向きな声を聞くことができました。
大豆の自給は、とても大切なことだと考え講座を5年間実施してきましたが、今年で大豆栽培は
終了し、来年度からはまた新たな畑栽培の講座を企画しております。
また、広報しずおか等でお知らせしますので、藁科の自然を活かした講座に
ご参加いただけたらと思います。
(S・O)