西奈生涯学習センターでは2月9日に「動物園のおしごと」を実施しました。子どもたちに将来の自分の仕事について考えるきっかけを持ってもらうための講座です。今回は日本平動物園で飼育員さんのお話を聞きました。
まずは一日の仕事内容を学びます。飼育員さんの毎日は朝が早く、動物のエサの準備や掃除などの地味で大変な作業が多いようです。とはいえ、普段はなかなか聞けないようなお話ということもあり、みなさん興味津々な様子。熱心にメモを取る子どもの姿が印象的でした。
次にサイ舎に行って、サイへのエサやりを見学しました。なかなか口を開けないサイに「エサだよ、食べてね」と話かける子どもたち。むしゃむしゃエサを食べ始めると、みんな満面の笑みを浮かべていました。すでに気分は飼育員さんですね。
最後は命を扱うことの難しさや厳しさ、その責任の重さを学びました。いつもはお客さんとして楽しく見学している動物園ですが、裏方のお仕事はいろいろと大変なようです。
それまで持っていた飼育員さんのイメージと違うところもあったとは思いますが、この講座の中から将来飼育員さんになる子どもが出てきてくれたら嬉しいですね。
(T.I)