大里生涯学習センターで4月30日から実施した芹沢_介美術館との共催事業「型絵染講座」(全6回)が、6月11日に終了しました。
この講座では、芹沢_介美術館で展覧会の解説を聞きながら鑑賞をし型絵染の技法を学んだ後、デザインを考えるところから作品を制作しました。
下絵が決まったら、デザインカッターで型紙を切り抜く「型彫り」、米ぬかともち米で作られた糊を布に置いた型紙の上から塗っていく「糊置き」、布に置かれた糊が乾いたら色々な大きさの刷毛を使って彩色する「色差し」、水に浸して糊を落とす「水元」の工程を経て、カラフルなデザインが浮き上がったランチョンマットが完成しました。
各々デザインも進み方も違うため、それぞれに合ったアドバイスを講師に聞きながら慎重に取り組む様子が見られました。繊細な作業が多く、型絵染制作の難しさを実感していましたが、その分完成した時の感動は大きかったようです。
完成した作品は、大里生涯学習センターで2週間展示をし、来館者の注目を集めていました。
(M.M)