静岡市生涯学習センターTOP
講座レポート藁科生涯学習センターでは7月10日（水）に「認知症講演会（全1回）」を開催しました。
認知症は脳の萎縮により発症する病気で、約460万人の方が発症しているという調査結果もあります。今回は認知症の早期発見のポイントと早期受診の重要性に焦点をあて講義を行いました。
まずは認知症の早期発見のポイントとして、「もの忘れ」と「認知症」の違いについて学びました。実際にもの忘れの症状をきっかけに受診される方が多く、正しい知識を持つことで、早期発見から受診、治療に繋げるとこができるということです。
次に認知症の治療法や治療効果について。
現在、認知症は完治する病気ではありませんが、早い段階から治療を行うことで進行を遅らせることができます。治療効果の高さや日常生活の継続など様々な点から早期受診の重要性を再認識しました。
受講者からは「認知症の予防に関する知識を身に付けたい」との意見や「介護の際に気を付けることを知りたい」といった具体的な希望もあり認知症に対する関心の高さを窺うことができました。
藁科生涯学習センターでは今後も健康や医療に関する講座を開催していきます。7月28日（日）には健康講演会「サッカースカウト人生と健康寿命促進術（全１回）」を開催します。是非ご参加ください。
（Y.A）
