この秋、西奈生涯学習センターでは「山歩き講座」を実施しました。登山初心者でも気軽に楽しめるよう、安全、快適に山を登るための基礎知識を学ぶ講座です。最終回では一回目から三回目までの座学で学んだ知識を実践するために葵区の梶原山に登りました。
そんな初心者向けの講座であるにもかかわらず、このところ降り続いていた雨の影響で登山道はとてもすべりやすくなっていました。この状況を見て、講師が山での歩き方を解説。ポイントは姿勢、テンポ、歩幅の三つとのことで、受講者たちはさっそくこれを取り入れていました。このように、山のところどころで解説を受け、技術を高めながら山頂を目指していきます。
息もあがり、みなさんの口数が少なくなってきたところで、ようやく頂上に到着です。そこに待っていたのは、今までの疲れが吹き飛んでしまうほどの大パノラマ。市街地や清水港はもちろん、遠く富士山や伊豆半島など、その360度の眺望のすばらしさに、みなさん、とても感激しているようすでした。
この「山歩き講座」は、自然に囲まれている西奈生涯学習センターならではの講座です。次の機会にはみなさんもぜひご参加ください。
(T.I)