西部生涯学習センターでは、当館近隣の職人さんをお招きして、静岡伝統工芸体験講座を実施しています。
第1弾は「卵殻張りの下駄」です。
こちらは静岡の地場産業である下駄と漆器の職人二人をお招きして、
二日かけて実施しました。
下駄に卵殻を貼るという手法を用い、考えてきた図案に沿って柄を描いていきます。
自分で選んだ鼻緒を各々の足に合わせてすげると、黒い漆に卵殻の白が映え、
受講者のみなさんも「素敵な下駄ができた」と自負する力作が並びました。
第2弾は「漆塗りの弁当箱」です。
こちらはを11/6から12/11までの6回という長丁場。
漆塗りの体験講座ですが、螺鈿や様々な色の漆を使用し、
思い思いのお弁当箱を制作しています。
漆の色も乾くと違っていたりと様々な発見がありますが、
その中で工夫をしてオリジナルの作品を制作中です。
回を重ねるごとに皆打ち解けていき、お互いの作品をみて刺激し合い、
良い作品が出来上がりつつあります。
完成まで残りわずか、できあがりが待ち遠しいです。
また第3弾には、2月に「駿河竹千筋細工」の体験講座を予定しております。
関心がある方は、ぜひ西部生涯学習センターへどうぞ。
(Y.S)
写真1枚目は下駄の卵殻貼り、写真2枚目と3枚目は弁当箱、
弁当箱は、なんと同じ方の作品です!