葵生涯学習センター(アイセル21)では、11月12日と26日に「出会って繋がる茶縁ヨガ」を開催しました。
この講座は、人の心をほっとさせてくれる「お茶」を切り口に、心と体をほぐし、仲間づくりの機会を提供すると共に、地場産業・茶業の中心地・葵区茶町界隈を散策することで、静岡への理解を深めていただくことを狙いに実施しました。今回は、アイセル21周辺に転入者が多いという地域性に着目し、転入女性を対象に実施しました。
1回目は、ヨガで体をほぐした後、受講者全員で温かいお茶を飲みながらサロン形式で話をすることで、転入女性ならではの悩みや思いを共有する場となりました。
2回目は、茶町界隈の製茶問屋等を数店舗訪問し、茶匠を訪ねながら散策をしました。
お茶のブレンド体験ワークショップや、日本茶の飲み比べ、火入れや合組(こうぐみ)といった専門的用語の解説、茶町の歴史等、様々な角度からお茶について学びました。受講者たちは、普段自宅で入れるお茶とはまったく違うお茶の旨みや渋み、香りの豊かさに驚いていました。また、お茶に対する熱い情熱を持った茶匠たちの人柄はそれぞれに素晴らしく、「人」という視点からも地域の魅力を伝えることができました。
講座後は、受講者同士で静岡ツアーの旅行計画を立てる等交流が深まっている様子が窺え、ヨガと茶町散策を通して、人が繋がる機会を提供することができました。
(A・Y)