長田生涯学習センターでは、11月20日(水)に静岡市美術館との連携事業「美術館へ行こう!歴史散策と慶喜展」を実施しました。
まず、静岡市美術館学芸員による解説を聞きながら「没後100年徳川慶喜」展を鑑賞しました。本展は美術と歴史の両面から慶喜の全生涯をたどる展覧会で、参加者は重要文化財2点を含む見ごたえ満点の約350点の作品をじっくりと見てまわりました。また、積極的に学芸員に質問するなど熱心に見学して作品への理解を深めることができました。
その後、静岡案内人「駿府ウエイブ」のガイドで、宝台院や浮月楼など静岡市美術館周辺に残る徳川ゆかりの史跡を巡る歴史散策を行い、呉服町界隈には、江戸時代の城下町の名残りや様々な史跡が、普段は気付かないような場所にひっそりと残っており、地域の魅力を再発見することができ、また天候にも恵まれ秋のさわやかな気候のもと、心地よい汗をかくことができました。
静岡と徳川慶喜は深い繋がりがあり、今年は没後100年の節目にあたると共に、さらに講座2日後の11月22日は命日でもあり、美術・歴史を通して地元への理解や魅力を再確認するよい機会となりました。(D.I)
※写真は、参加者の了承を得て掲載しています。