西部生涯学習センターでは、「お刺身をおいしく食べるさばき方講座」を12月7日に実施しました。
この講座は、静岡中央卸市場水産協会の協力の元に、新鮮な魚を用意してもらい、刺身の切り方やおいしい魚の見分け方等を学び、マグロ、アジ、イカ、ホタテ、甘海老の刺身の盛り合わせをしました。
魚をさばいたことのない方も参加していましたが、プロに教わり、アジの3枚おろしに苦戦しながらも挑戦しました。
マグロ(9kg、約45人前)は、受講者の前で1本を解体しました。
このマグロには、コバンザメが食いついた跡があり、そんなところも見せてくれました。
プロのさばき方は、手早く、あっという間に、トロ、赤身のさくに切り分けたほか、すきみもとりわけてくれました。その後、1つのさくを受講者一人一人が、1枚1枚丁寧に切り分けていきます。
包丁の入れ方や切り方、見せ方を教わり、慣れた手つきの方も慣れない手つきの方もお店に並ぶ刺身と変わりない刺身を準備することができました。
その後、どうやったらおいしそうに見えるか色合い等も考えながら、盛り付けし、完成しました。
1人1人の盛り付け方が違い、アジの頭を飾る人、マグロをバラの花びらに見立てて飾る人など、個性豊かな盛り付けが完成しました。
おいしいアジやイカの見分け方も同時に学ぶことができたので、スーパーや魚屋でアジやイカを見たら思わず買ってしまいそうです。この正月にぜひ、家族にふるまってほしいです。
(Y.S)