葵生涯学習センター(アイセル21)では、12月21日(土)に、講座「奏でて感じよう!リコーダーの魅力」の受講者による発表会を開催しました。
発表会は、子どもの部11名によるソプラノ・リコーダーの演奏で始まりました。練習では音が揃わないこともありましたが、本番は皆素晴らしい集中力を発揮し、とても綺麗な音色を響かせていました。
次の大人の部は、身近なソプラノ、アルト・リコーダーに、普段見ることの少ないテナー、バス・リコーダーを加えた、リコーダー4種16名によるアンサンブルです。やわらかな音の響きと高低音のハーモニーに、心が癒されるようでした。
リコーダー奏者で講師の太田光子先生からは、リコーダーについての解説と模範演奏を披露していただきました。聴衆はプロの滑らかな演奏に深く感動するとともに、リコーダーという楽器の奥深さへも理解を深めたようでした。
発表会の最後は、子どもの部と大人の部合同による演奏です。世代を超えて一つになった音が、あたたかく、やさしく胸に響きました。演奏者、聴衆双方にとって、心に残る発表会になったと思います。
(H・W)