葵生涯学習センター(アイセル21)では、3月17日(月)に「連続歴史講座・静岡市の東海道6宿場(全6回)」の最終回を開催しました。
現在の静岡市域には、丸子宿・府中宿・江尻宿・由比宿・興津宿・蒲原宿と、東海道の宿場が6つもあります。昨年10月に始まったこの連続講座では、月1回、1つの宿場に焦点をあて、その歴史について学んできました。講師が毎回異なるのが特徴で、路(みち)の変遷について詳しい講師や、江戸時代の町名を語り継ぐ講師など、個性豊かな講師の方々により、様々な角度から宿場の歴史をお話しいただきました。
最終回、「蒲原宿の歴史」の講師としてお呼びしたのは、蒲原出身・在住の地域史研究家である磯部博平先生です。政治、文化、国際交流など様々な面から見た東海道と蒲原宿について、身ぶり手ぶりを交えて情熱的に教えてくださり、2時間が短く感じられる講義でした。
郷土史に関心を持つ方は多く、この講座にも定員の2倍近い申し込みがありました。受講された方は、全6回の講義を通して、自分の住んでいる地域だけでなく、広い静岡市の各所の歴史について知識を深めることができたようです。
(H・W)