北部生涯学習センターでは、4月12日(土)から「講演会『クラシック音楽の歴史』(全3回)」が始まりました。
この講座では、静岡音楽館AOIの元学芸員による解説で400年以上に及ぶクラシック音楽の歴史を、それぞれの
時代背景などと合わせて学習しています。
第1回目は「バロックの誕生からモーツァルトまで」と題し、バロック時代や古典派を代表する名曲について学びました。
クラシック音楽に精通していない方でもCMや映画の影響から、曲名や作曲者を知らなくても聴いたことがある曲はたくさんありそうです。
講義では聴き覚えのある曲が多く登場しましたが、演奏者や楽器編成によっては、同じ曲を聴いても違う印象が感じられました。
実際にCDを聴きながら象徴的な部分が紹介されると、受講者の皆さんは聴き慣れた名曲の中にも新たな発見があったようでした。
後半は曲に合わせて体を揺らしたり、小声で口ずさむ等、リラックスした雰囲気が感じられました。
名曲が生まれた時代や作曲者のエピソードを知れば、鑑賞の楽しみも随分と広がりそうです。
お気に入りの名曲を見つけたら次はぜひ、コンサートホールで生演奏の迫力を体感してみてはいかがでしょうか。
(S.Y)