北部生涯学習センター美和分館では、5月28日より隔週水曜日の夜間に「美和女性学級〜自分らしく美しく〜」(全5回)を開講しています。この講座では、女性を対象に、ライフプランニングや電力事情等の現代的課題をはじめ、アロマセラピー、書文化、ストレッチ体操等のさまざまなジャンルを学んでいます。
6月11日の第2回では、「被災時でも活用できるアロマセラピー」と題して、基礎知識の講義から実際にアロマスプレーやクリームを作る体験を行いまし た。アロマセラピーでよく使われる植物の精油としてラベンダーとティートリーがありますが、この2つだけは直接肌に触れても良く、殺菌消毒効果もあるため特に扱いやすいのだそうです。災害時に考えられる用途として、軽い傷や虫さされであれば傷口の洗浄後に1滴塗布したり、アロマスプレーを作って感染症予防に用いるほか、ハンドクリームに1滴のばしてマッサージすることで肩こりや腰痛を緩和させる等、多くの活用方法があります。
そして、静岡市はお茶、みかん、いちごの産地として有名ですが、実はアロマ環境も日本一良い地域なのだそうです。静岡の人の性質として、“おだやか”や “のんびり”という表現がなされますが、それは単に気候によるものだけでなく、日々の生活に溶け込んでいる特産物の香りが私達をリラックスさせてくれているのかもしれませんね。 (Y.I)