大里生涯学習センターでは、7月8日から「型絵染講座」が始まりました。9月16日までの6回の講座を通して、ランチョンマットを製作していきます。
7月8日の初回講座では、静岡市立芹沢_介美術館を見学しました。まずは作品について学芸員さんの解説を受け、型絵染がどういうものか学びました。続いて行ったのは、制作するマットに使うモチーフ探しです。受講者は館内に展示された芹沢_介の作品と、多彩な収集品を眺めながら、心惹かれた図柄をスケッチしていました。
7月22日の第2回講座から実際の制作が始まりました。この日に行ったのは下絵の制作と、型紙の切抜きです。皆さん初回に見つけたモチーフを用いて思い思いの下絵を描きましたが、そのまま型紙に使えるとは限りません。染物に適した絵か、型紙を作るのに無理のない形か、講師のチェックを受けながら下絵を修正していきました。
下絵が仕上がると、今度は型紙作りです。下絵に合わせて、カッターで紙を切り抜いていきます。集中力が必要な工程なのですが、みなさん楽しんで作業されているようでした。
まだ序盤ですが、みなさんの作品に対する思い入れが感じられました。作品の完成が楽しみです。
(M.S)