駿河生涯学習センターでは8月2日(土)、講師に静岡サイエンスコミュニケーターを迎え、望遠鏡について学び、身近なもので作る講座を開催しました。
講師の自己紹介のあと、望遠鏡の歴史や仕組みについての解説が始まると、受講者は、メモを取りながら真剣な眼差しで講師の話に耳を傾けていました。
そして望遠鏡についておおむね理解したあと、さっそく望遠鏡作りにと取りかかりました。望遠鏡を作る材料には、対物の凸レンズとして老眼鏡のレンズ、接眼の凹レンズとしてガラスのコップ、そして凸レンズと凹レンズをつなぐ筒を準備しました。光の乱反射を防ぐために黒画用紙をガラスのコップや筒の内側に貼りつける作業に苦労しながらも、受講者は楽しみながら作業に取り組んでいました。最後に、出来上がった望遠鏡で遠くのものを観察し、望遠鏡についての理解を一層深めることができました。
望遠鏡を通して、楽しい夏休みの一日を共有することができました。
(Y・T)