西奈生涯学習センターでは8月3日、24日に「夏のいきもの調査隊」を開催しました。
この講座では、小学生を対象に西奈生涯学習センターの近隣にある梶原山を歩き、夏の時期に見られる昆虫などのいきものを観察しました。
3日はクマゼミやアブラゼミなどのおなじみのセミや、ニイニイゼミやツクツクホウシなどを見ることができました。これらのセミは鳴き声が違うため、どこからどの種類のセミが鳴いているのかよく耳を澄ませて判別しなければならず、観察することは目で見るだけでなく、耳で聞くことも大切なのだということを学びました。
24日も同じ場所で観察をしましたが、3日の観察結果を比較すると、見られた昆虫の種類に少し変化がありました。3日はナガサキアゲハとモンキアゲハが見られましたが、24日にはナガサキアゲハが見られず、クロアゲハやカラスアゲハが飛んでいました。こうした観察結果を比べるときには、いつ、どこで、何を見たのか記録をしておくとしっかりできるので、違いがはっきり分かるようです。
おなじ8月でも3週間たつと季節が少しずづ変化していくことを実感し、自然を観察する面白さを体験することができました。
今後も身近な環境の自然に興味を持ってくれることを願っています。
(A.Y)