西奈生涯学習センターでは、10月8日に起こる皆既月食に向けて、小学生とその保護者を対象に、天文について学ぶ講座「西奈子ども天文教室」を開催しています。
21日に実施した1回目では、月食のしくみを勉強したあと、箱型望遠鏡と星座の模型を作りました。望遠鏡といっても金属の複雑なものではなく、厚紙とレンズを使って作ります。途中、難しいところは保護者の手を借りながらも、小学生のみんなは楽しく作ることができました。
望遠鏡を使うと遠くのものが見えるようになるのですが、見たいものはさかさまに映ります。完成した望遠鏡を使って遠くのものを見る練習をしたのですが、みんな頭では分かっていても、なかなか上手に動かすことが出来ないようす。講師である科学館の職員から「慣れればスムーズに見ることが出来るようになります」というアドバイスを受け、休み時間に練習をしている子もいました。
次回はいよいよ望遠鏡を使用して月の観測の方法を学びます。皆既月食当日には、今回学んだ方法を活かしてもらえればと思います。
(S・M)