北部生涯学習センター美和分館では、9月27日(土)に親子、10月4日(土)に小学生を対象とする「作ってはこう!自分だけの手作り下駄」(各全1回)を実施しました。
この講座では下駄づくり体験を通して、作る楽しさを体験するとともに身近な日本の伝統文化に触れる内容となっています。
日本固有の履物で、伝統工芸品でもありますが、現在は履く機会の少なくなっている下駄づくりに大人も子供達も興味津々でした。
参加者は足を乗せる表面に好きな絵を描いたり、「歯」と呼ばれる下駄の底部につける部分を通常の形ではなく、丸や三角にしたりして思い思いのオリジナル下駄づくりに夢中でした。鼻緒を小さな穴に通すのは、初心者ではなかなか難しく、皆で相談したり、教えあったりしながら鼻緒をすげていき、笑い声や「できた!」といった歓声があがる賑やかな雰囲気の中、下駄づくりは進んでいきました。
今回の講座では、身近な工芸品である下駄の工作を楽しみながら各部分の独特な名称や作り方なども学べる貴重な機会を提供できました。
(R・F)