10月25日、「旧マッケンジー住宅演奏会 秋の室内楽」が開催されました。旧マッケンジー住宅は、今年が没後50年の建築家W.M.ヴォーリズが設計した洋館で、国の有形文化財に指定されています。
静岡の演奏家、塩澤諭さん(クラリネット)、江成淳美さん(ヴァイオリン、ヴィオラ)、三井由美子さん(ピアノ)による演奏で、W.A.モーツァルトやF.ショパンの名曲をお届けしました。とくにクラリネットとヴィオラは秋にふさわしい音色で、200人を超える応募で当選した約30人の聴衆は、海辺のすてきな洋館でクラシック音楽を聴く、くつろぎのひとときを堪能しました。
会場が小さいため少人数でしか聴くことができないのが残念ですが、それだけにサロン・コンサートの親密な雰囲気を味わうことができました。このコンサートは、静岡音楽館AOIが主管する「静岡・室内楽フェスティバル2014」のひとつとして開催されました。(J.K.)