北部生涯学習センターでは10月30日(木)に、「子どもが病気!?慌てる前の対応策」を
実施しました。小学生以下のお子さんをお持ちの保護者の方々が、静岡市保健所長から
子どもの救急時の対応について学びました。
講義は子どもが示した様子によって、どのような対応が必要となるのかを中心に進み
ました。子どもの体温に関する話から始まり、普段から熱を測って平熱を知っておくこと
の大切さ、解熱剤として飲んで安全な薬などが紹介されました。
「赤ちゃんが『キーッ』と泣き出したら腹痛による可能性が高く、腸重積を疑ったほうが
良い」、「発疹が出たらその日食べたものをメモしておくと良い」、といった実情に即した
内容が説明され、受講者の多くが熱心にメモを取っていました。
講義が終わって質問の時間を設けると、多くの質問が飛び交いました。最近の子どもの
様子で気になること、子どもが怪我をした場合どの程度の様子なら病院に行って良いのか、
救急車を呼んで良いのかといったことが質問として寄せられました。子育てをする中で生
まれた悩みを保護者同士で共有し、疑問を解消する場となりました。
(F.M)