長田生涯学習センターでは、11月16日、日曜日に「学生のための
科学実験工房」を実施しました。小学生から高校生までを対象とし、
幅広い年代の参加者が集まりました。
実験の内容は、長田生涯学習センターの3階から卵を落としても、
落下した卵が割れないような仕組みを、A2のケント紙1枚を使って
制作するというものです。
まず1回戦は個人で制作を行いました。参加者がそれぞれ知恵を絞
りましたが、残念ながら成功者はあらわれませんでした。
次の2回戦は団体戦で行いました。高校生と小学生の混成グループ
もありました。小学生の自由な発想を生かしたり、高校生がリーダー
となって主導したりするなど、学年の垣根を越えて、和気あいあい
と装置を作成していました。
団体戦では1つのグループが卵を守ることに成功しました。落とした
機体を解体し、卵が割れなかったことが分かった時、参加者全員か
ら大きな歓声が上がりました。
参加者はどうすればケント紙を使って卵を守れるのか知恵をふるい、
楽しんでいました。力学の世界に親しみ、科学の楽しさに触れるこ
とができた講座でした。(K.M)