西部生涯学習センターでは11月から12月にかけて毎週水曜日の夜に
「駿河伝統工芸体験〜漆塗りの弁当箱〜」を開催しました。
この講座は、田町地区の職人さんを招いて伝統工芸の体験をする
大人気のシリーズ講座です。
今回は講師の方が、螺鈿細工につかう貝を大盤振る舞いしてくれたので、
自分のデザインを貝で表現することができました。
他にも、布に色漆を塗って転写して模様をつけたり、
もみじを使って葉の形の絵をつけたりする方もいました。
漆塗りの工程は、まず漆を塗った面に螺鈿(らでん)などで模様をつけ、
その上を漆で塗りこめてしまい、その後、模様が出てくるまで研磨します。
この時 研磨しすぎると、貝が剥がれたり、漆が薄くなって素地が見えたりしてしまいます。
加減がわからず慣れない作業ですが、みなさん集中して作品を磨いていました。
最後には全員の作品を並べて品評会をしました。
人それぞれ様々なデザインに、「また作りたい」との声をたくさん聴きました。
西部生涯学習センターでは、来年もまた、伝統工芸体験の講座を予定しています。
興味のある方は、センターHPをチェックしていてください。
(K.S)