北部生涯学習センターでは、1月9日(金)に「連続歴史講座 静岡探訪(全5回)」の
第3回目を実施しました。本講座は、平成26年12月から開催しており、神社や「山すじ日記」の
文章等様々な面から静岡の歴史について学んでいます。
今回は「奈良から鎌倉時代のお茶の栽培と喫茶について〜古代・中世の静岡茶〜」という
テーマで、静岡のお茶の歴史について学びました。まずはじめに「喫茶」という言葉について
考えることから始まりました。
静岡のお茶と言えば「聖一国師」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし今回は予想を裏切り、聖一国師ではなく明恵や、奈良の興福寺、静岡の清見寺等に
ついての講義が行われました。
また、静岡市のお茶のはじまりと言われる足久保で、最初どのようにお茶の種が
まかれたのかといった話もあり、興味深い表情で聴講する受講者の姿が印象的でした。
奈良時代から鎌倉時代にかけて、どのようにお茶が伝えられ、楽しまれてきたのか
学ぶ講義となりました。
次回は今川文化について学ぶ予定です。
(F.M)