大里生涯学習センターでは、3月22日(日)に「散歩気分のバードウォッチング」を開催しました。
会場となった浜川周辺は、川が流れているものの普通の住宅街。集まった受講者も、こんな場所でバードウォッチングができるのかと意外に感じているようでした。
最初に講師から「バードウォッチングは、ほとんどバードヒアリングなんです」と説明を受けました。手がかりなしに鳥の姿を探すのは講師でも難しく、耳を澄ませて鳥の鳴き声を聴くことから始めるのだそうです。そう言われて気を付けてみると、ピイピイ、チッチッ、ピーヒョロロと色々な鳥の声が聞こえてくることに気づきます。
周辺を歩き始めてみると、海辺にはカモメやカイツブリ。川に沿って歩けばカモやサギ。電柱の上にスズメやヒヨドリなどなど……
あっという間に飛び去ってしまったのでカメラは捉えられませんでしたが、カワセミの姿も見る事ができました。
2時間歩いて見る事ができた鳥は全部で26種類。次々に現れる鳥の姿に、受講者は「こんなにいるとは思わなかった」と驚いていました。
身の回りに鳥なんていない…と思っている方も、よく探してみれば近くに鳥の姿を見つけることができるかもしれません。
(M.S)